先日の記事の続きです!
今回は、カヌレの横に並べてあるクッキーについて🍪
ゲームのお茶会場面だと、カヌレの陰に隠れてしまって少し見えにくいので、支援Cの山盛りクッキーも参考にしながら作ってみました👍
ものすごいモリッモリなんだなぁ🍪 pic.twitter.com/yiSaibAzo9
— ニジキッチン(ゲームログ) (@2ji_kitchen) 2022年10月30日
話がちょっと逸れるんですけど、この山盛りクッキーめちゃくちゃ愛おしくないですか……!?
支援なし状態だとスッカスカで「これならいっそお茶だけでも良かったのでは……」と侘しささえ感じるクッキーかごが、相手とちょっと仲良くなると突然、こぼれ落ちるようなボリュームになるの😂
先生が例の仏頂面で大量のクッキーをどこからか買ってきた or 貰ってきた or 作ったのかもと妄想しては、たまらんな~!と悶えてます。不器用な可愛さ……
スクショを参考に作ったクッキーは、大きく分けて2種類。
早速ひとつずつ見ていきましょう!
まず一種類目。
お皿にクッキーが仲良く4枚並んでいるうち、現代人の目にチョコチップクッキーに見える2枚は、なんと!
………… チョコチップクッキーです!!!🤣
いやね、レシピを考える段階では「この世界に、チョコレートは庶民も口にできるレベルで存在するのか……?🤔」と疑問に思い、生地に何を混ぜ込むべきか迷っていたんですよ。
再現料理を作るうえで、作品の文化レベルを考えるの、とっても大切。
……とかなんとか偉そうなことを言っておきながら、その時期の私がどうしてもチョコチップクッキー食べたいマンだったので、結局考察するのを途中でやめ、開き直ってチョコを使いました🍫
(食欲でこだわりをへし折っていくスタイル)
ただ一応、現代的に小綺麗にまとまりすぎないよう、市販の均一に成形されたチョコチップをそのまま使うのではなく、大きさが不揃いになるように少し刻んで混ぜ込んでみました。
ちなみにフォロワーさん達からは、木の実(ナッツ類)や茶葉はどう?? というご意見をいただいてて、どちらも世界観に適っていて素敵だなあと思ってます😊 そしてどちらも絶対美味しい!😋
ところでこちらのクッキー、粉類には普通の薄力粉ではなく、『古代小麦』とも呼ばれる『スペルト小麦』の粉を試しに使っています。
以前、現実の中近世ヨーロッパの食事について調べた時にも、このスペルト小麦の名がところどころ登場していたので、その辺りの文化を参考に設定が作られているであろうフォドラにもきっと、同様の食材が存在しているはずなのです!(たぶんね)
スペルト小麦のクッキーは、いつもの粉で作ったものより食感がザクッとしていて、風味が独特な感じになりました。
『古代小麦』と呼ばれるだけあって、なんだか懐かしい感じというか、野性的な感じというか。
特に、色の濃い方の生地にはココアを混ぜ込んであるので、より香ばしい風味がしました。
普段よく口にする、薄力粉や米粉、アーモンドプードルなどで作ったクッキーとはちょっとテイストが違うので、好みは分かれるかもです。
一方、お花っぽい形のクッキーは、プレーンな絞り出しクッキーと、同じ生地にベリーのジャムをのせて焼いたものです🌼
素朴系のチョコチップクッキーとは食感や風味が異なるものにしたかったので、こちらはバターを多めに使った生地にしてみました。
成形は、丸型 or 菊型で抜いて、ナイフ等でマーガレットのお花のような模様をつけていく方法も考えていました。
が、 あまりにも地道な作業すぎるし、特に暑い夏場の量産には向かないと思ったので、『サルタン口金』(『リースノズル』とも呼ばれていたりします)をネットでポチッとしてみました。
金属製の本格的なものは結構なお値段だったので、とりあえず入門編にと、ポリカーボネイト製のお安めの物を。
専用の道具を使えば簡単に綺麗に作れるだろうと期待していたものの、想定していたよりだいぶ扱いが難しくて大変でした💦
事前にYoutubeで動画を観たりGoogle先生にコツを訊ねたりしたけど、なかなか理想通りに絞れずで……
今回は、生地を倍量で作ってたくさん絞って、何とかそれっぽく見えるものを厳選しています。
これが今の私の限界だ~~~っ!!
でも、この独特の形のクッキーを自分の手で作れたことには大満足!
綺麗に絞るには、口金の浮かせ具合や捻り方、それから絞る力の具合など、いろんなポイントに熟練する必要がありそうです。今後の成長に乞うご期待!
さて、そんなわけで今回はクッキーの製作話でした!
次回は、中段のお菓子についてまとめていきたいと思います 😊